建設・設計関係者様向け「よくあるご質問」

【ステンレス製品の注意事項】

ステンレス材はサビにくい材料ですが、サビない材料ではありません。
しかも、通常は素地のまま（塗装なし）で使用しますので、清掃が頻繁に必要となります。
なお、初期のサビであれば 以下のFAQ＜汚れがひどい場合＞の清掃方法で除去できます。
　FAQ：シャッターのお手入れ方法
サビがひどい場合は市販のステンレス専用クリーナーを購入してください。
※ 注意書きをよく読んでからご使用ください。

【ステンレスがサビに強いのは】

■ ステンレスが腐食に対して強いのは、表面に独特の保護皮膜が形成されるからです。
　 この皮膜は空気中の酸素が触れていることで優れた耐食性を示す性質のため、
　 表面が汚れ、酸素との接触が妨げられるとサビが発生することがあります。
　 例えば次のような状態に放置した場合にサビが発生することがあります。

• 塩素系の洗剤でハウスクリーニングを行った際に、洗剤がステンレス部品に付着した場合。
  
• 海岸沿いなどの住環境において、塩分が付着する場合。
• 煤煙、塩酸、排気ガス、温泉蒸気、火山の噴煙などが付着した場合。

■ この他、「もらいサビ」と言われるものがあります。
　 「もらいサビ」とは、例えば鉄くぎのサビがステンレス表面に付着したり、
　 ステンレス表面に付着した土埃の中の微細な鉄粉が雨水などによってサビて、
　 あたかもステンレス自身がサビたように見える現象です。
　 その場合は市販のステンレス専用クリーナーなどでこすり落としてください。
　 ※ 表面にこすり傷がつくことは避けられません。
　 クリーナーでも落ちない場合、サビが進行しステンレス自身のサビと考えられます。
　 以上から、ステンレスは日頃からこまめなお手入れをおすすめします。

■ その他の各種ご相談は以下の窓口へお問い合わせください。

• 商品仕様については、こちら
  お電話の場合は、お客様相談センター（ナビダイヤル：0570-06-3011）
• 新設、追加のご用命は、こちら
  お電話の場合は、修理受付センター（フリーダイヤル：0120-3030-17）